米国防総省は、新たな国防戦略で中国政府に融和的な姿勢を示した。インド太平洋地域における「戦略的安定性」の確立と中国軍との緊張緩和が最優先目標だと表明した。同省が23日夜に発表した新国防戦略は、ドナルド・トランプ米大統領が4月に中国の習近平国家主席との首脳会談を予定し、ホワイトハウスが台湾を巡る緊張緩和を図っているタイミングで発表された。国防総省の文書はまた、西半球における米国の優位性が優先事項であることを強調し、トランプ政権の長期的な目標が欧州、朝鮮半島、中東における米軍の役割の縮小であることを示唆している。「米軍が国土防衛とインド太平洋に注力する中、他の地域の同盟国とパートナー国は、米軍からの重要だがより限定的な支援を受けながら自国の防衛に主たる責任を負うことになる」としている。