中国は、米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)向け半導体「H200」について、国内企業による購入を初めて承認した。事情に詳しい複数の関係者が28日明らかにした。待望の承認は、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の中国訪問中に実現した。米トランプ政権は昨年末、エヌビディアが中国企業にH200を販売することを認める方針を示していたが、中国政府が購入を許可するかは不透明だった。最初の承認は数十万個のH200が対象で、その価値は約100億ドル(約1兆5300億円)に上るという。電子商取引(EC)大手アリババグループや、人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する字節跳動(バイトダンス)などの大手ハイテク企業が初回分の承認を受けており、当局は今後数週間でさらに多くの輸入を許可する見通しだと関係者らは述べている。