「仕事が圧倒的にできない人」に共通する“残念な思考グセ”写真はイメージです Photo:PIXTA

仕事ができる人と、そうでない人の違いとは何か。稼ぐ人が実践している「仕事の方程式」を通して、結果を出すための思考の本質を解き明かす。※本稿は、出口治明『誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。』(祥伝社)の一部を抜粋・編集したものです。

目的やルールがはっきりとある
仕事なんて簡単に決まっている

 じつは仕事なんて簡単です。少なくとも、人生の7割を占めるプライベートな生活ほど、仕事は難しくありません。

 なぜなら、まず仕事には誰も否定できない明確な目的があります。それは「儲ける」ことです。利益を出すことを目指さない仕事はありません。

 プライベートな生活には、そこまで明確な目的はないでしょう。確固たる「人生の目的」を持っている人もいるとは思いますが、それは人それぞれです。でも仕事の目的が「儲ける」ことであるのは、人それぞれではありません。

 目的がはっきりしていれば、考えるべきは「そのためにどうすればいいか」ということだけ。明確な目的のないプライベートな日々を「いかに生きるか」と考えるより、よほど簡単な話です。

 自分たちの事業で「儲ける」ために、「数字・ファクト・ロジック」を使って合理的に考えれば、どうすべきかは自ずと見えてくるでしょう。

 また、プライベートにはルールがないけれど、仕事にはルールがあります。これも、仕事のほうが簡単になる理由のひとつです。あなたの会社にも、定款、就業規則、職務権限規定などのルールがありますよね?