どうやら、人々に人工知能(AI)を使ってより多くの広告をクリックさせることは、オフィスワーカーに仕事用のスプレッドシートやパワーポイントをチャットボットに任せてもいいと思わせることより、いくぶん簡単なようだ。米メタ・プラットフォームズと米マイクロソフトが28日発表した2025年10-12月期決算は、AI投資で先頭を走る両社が異なる道を歩んでいることを示した。いずれも売上高と営業利益は市場予想をわずかに上回ったものの、メタは1-3月期の売上高成長率が加速すると予想した一方、マイクロソフトの予想は売上高ベースでの成長鈍化を示唆した。対照的だったこの決算を受け、両社の株価は時間外取引で明暗が分かれた。このところ投資家からどちらかというと冷ややかな目を向けられていた2社にとって、これは注目すべき変化だ。市場ではAIへの支出拡大と採算性への懸念が高まっていた。売上高に対するAI向け設備投資の比率でみたAI支出は、足元でメタとマイクロソフトがテック大手で最も大きい。株価が直近6カ月間で下落したのも、テック業界ではこの2社だけだ。
メタが見せたAI広告事業の稼ぐ力
メタの決算では、よりシンプルで広告に特化した事業モデルの強みが際立った
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