嫌われたときの対処法と「拒絶」の技術
では、実際に嫌われた場合どうすればいいのでしょうか。基本は「自分が決めていいことは自分で決める」「私はこうする、と発言する」ことです。その結果、嫌われてしまったとしても、無理して関わる必要はありません。
「相手はその人の意見として私を嫌ったんだな、それはそれでいいや」と割り切りましょう。関わらなくていい人が分かってよかった、と考えればいいのです。
ただし、いちいち強く拒絶する必要はありません。嫌われているなと思ったら、「ふーん」と受け流して、そっと距離を置けばいいのです。相手から何かアクションがあっても、本当に嫌な場合は「逃げる」「離れる」のが一番の技術です。
人間関係はビリヤードの球のようなものです。自由に転がって、たまたま寄り添えば相性が良かったということ。離れていったりぶつかったりした時は、「しょうがないね」と思えばいい。大事なのは、自分のボールが転がりたい方向へ進むこと。わざわざ敵対して拒絶しなくても、自然にフェードアウトしていけば問題ありません。
孤独にはならない
むしろ良いご縁に恵まれる!
「嫌われたら最後は一人になってしまうのではないか」と心配になる方もいるかもしれません。でも、大丈夫です。離れていく人もいれば、新しく出会う人もいます。
あなたが「自分はどういうスタンスで、どう行動するか」を明確にしていれば、合わない人は離れていきますが、逆に「あなたのことが好きだ」という波長の合う人が必ず現れます。
反対に、嫌われないように振る舞っていると、本来は合わないはずの人が無理やりそばに居続けることになります。これではずっとストレスがかかりますし、あなたの本音が誰にも伝わらないため、さらに合わない人が集まってくるという悪循環に陥ります。
嫌われるのはポジティブなプロセス
嫌われるということは、自分軸を持って生きている証であり、自分に合う人と出会うためのポジティブなプロセスです。
自分の決めるべきことは自分で決め、その上で誰かに嫌われるのであれば、それはむしろ良いことだと考えて、安心して自分らしく歩んでいってくださいね。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。






