どうしても心がついてこない日、ありませんか?
仕事や家事はできる。だけど心が追いつかない。
この連載では『メンタル養生』の著者で、京都の人気鍼灸師「すきさん」(本名:鋤柄誉啓 すきから・たかあき)が、たくさんの人の心の状態を見てきた経験と、東洋医学の知恵をもとにした、心がラクになるヒントをお伝えします。あたたかくて、ためになるメッセージはきっと心をほぐしてくれるはずです。
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人と自分を比べて、落ち込んでしまう人へ
人には、生まれ持った体質や性質のようなものがあって、それぞれに「できること」と「ちょっと苦手なこと」があります。
東洋医学の目線からすると、それらは優劣や点数ではなく「性質」です。人の個性や心の働きは、上下ではなく“分担”でできています。
どれがえらいわけではなく、どれが欠けていいわけでもありません。同じように、私たちの性質にも役割や得意なリズムがあるのです。
輝かしく見えるあの人も、あなたの見えない場所ではまったく違う存在になっているかもしれない。
あなたが抱えているコンプレックスを、別のだれかがうらやましく思っていることだって普通にあります。となりの芝生は青く見えるけれど、結局のところ、自分の中にあるものをどう活かすかが一番の鍵です。
答えは自分の中にある
人と比べたり、苦手を無理に克服しようとしたりすると、「気」は大きく消耗します。
それより、自分の性質の中から自分の得意なリズムや考え方、動き方を味方につけることが、上手に「気」を巡らせる近道です。
誰かと自分を比べそうになったら、ぜひ思い出してみてくださいね。
(本記事は、『メンタル養生』から一部抜粋・編集したものです。)





