どうしても心がついてこない日、ありませんか?
仕事や家事はできる。だけど心が追いつかない。
この連載では『メンタル養生』の著者で、京都の人気鍼灸師「すきさん」(本名:鋤柄誉啓 すきから・たかあき)が、たくさんの人の心の状態を見てきた経験と、東洋医学の知恵をもとにした、心がラクになるヒントをお伝えします。あたたかくて、ためになるメッセージはきっと心をほぐしてくれるはずです。
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正面に座るのをやめる
2人で話すとき、何気なく正面に座っていませんか?
人は対面すると緊張しやすい特徴があります。緊張が続くほど「気」は消耗しやすくなります。
可能であれば、90度や斜めの位置、あるいは横並びに座ってみてください。正面を外すだけで、胸や肩の力が抜け、呼吸が深まりやすくなります。
これはカウンセリングでも用いられる手法です。胸の中央あたりにある胆中(だんちゅう)というツボは「気」の要所。正面から向き合ってここを緊張させると、胸まわりが硬くなって呼吸が浅くなり、「気」をムダに使いやすくなります。だからこそ、正面を避ける座り方だとラクに感じられます。
どうしても正面になってしまう時は、どうする?
どうしても相手が真正面になってしまうシチュエーションでは、
・資料やノートを胸元に持つ
・テーブルの上で両手を軽く重ねる
・薄いストールで胸元を覆う
など、胸の正面をやさしく守る工夫も役に立ちます。
気が合わない相手と向き合う場面でも有効な方法です。
気疲れしない座り方、ぜひ覚えておいてください。
(本記事は、『メンタル養生』から一部抜粋・編集したものです。)





