今週は、予定より遅れて発表される米雇用統計とインフレ指標が主な焦点となる。 投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)が再び利下げに踏み切る時期を見極めようとしている。米国の1月の非農業部門就業者数が11日に発表される。当初は6日に予定されていたが、政府機関の一部閉鎖により延期された。これは重要な指標と見なされており、FRBが再び利下げを実施する時期について投資家の見方を左右するはずだ。最近のデータは、米経済が堅調である一方、労働市場は弱含み、インフレが鈍化していることを示している。弱い指標を受けて利下げ時期の予想が前倒しされれば、ドルと米国債利回りに下押し圧力がかかるだろう。ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、米金融市場は現在、7月の25ベーシスポイント利下げを完全に織り込んでおり、これより早い6月の利下げも一部織り込んでいる。