米実業家イーロン・マスク氏は1月、スイスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の壇上で水を一口飲み、自身の最新の情熱の一つである地球を周回するデータセンターについて語り始めた。「人工知能(AI)を配置するのに最もコストの低い場所は宇宙だ。それは2年以内、おそらく3年以内に実現するだろう」と述べた。この舞台裏では、SF的なビジョンを現実にすることを目指して、同氏が率いる米宇宙開発企業スペースXとAIスタートアップの米xAIの大型合併に向けた準備がすでに進められていた。事情に詳しい複数の関係者とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が閲覧した投資家向け開示資料によると、モルガン・スタンレーのバンカーらは数日以内に、合併の枠組み構築に活用できる両社の推定評価額を提示した。スペースXの取締役会は1月30日時点で自社の企業価値を1兆ドル、xAIの取締役会は2500億ドルにそれぞれ決定した。
マスク氏のスペースXとxAI、大型合併の内幕
スペースXの衛星技術とxAIの技術を統合へ
特集
あなたにおすすめ







