全米の学校や図書館で絶賛された話題のマンガが、ついに日本に上陸! 新刊『13歳からのメンタルヘルスの教科書』(カーラ・ビーン 著、精神科医さわ 監訳、御立英史 訳)は、複雑な脳と心の仕組みをユーモアたっぷりのイラストで解説し、世界一わかりやすく「『こころ』の守りかた」を教えてくれる一冊です。今回、本書の監訳を務め、著書『子どもが本当に思っていること』の精神科医さわさんに特別インタビューを実施。勉強、人間関係、SNS、親との距離感など、10代が直面する悩みについて答えていただきました。(構成/ダイヤモンド社 森遥香)

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既読スルーされるのが気になる

「既読スルーや未読スルーをされるとどうしても気になってしまう」といった声を聞くことがあります。

LINEの返信が遅いだけで「嫌われたかも」と不安になったり、グループチャットを開くのが怖くなってしまったり…。そんなふうに、スマホの中の人間関係に疲れ果てていませんか?

「誰からも嫌われたくない」と思って、本音を隠して仮面をかぶり続けると、自分が本当はどうしたいのかが分からなくなってしまいます

知っておきたい2:6:2の法則

そこで知ってほしいのが、人間関係の「2:6:2の法則」です。

どんなに素晴らしい人でも、2割の人とは気が合いません。6割の人はどちらでもなく、残りの2割の人は気が合う人です。

つまり、全員に好かれることはそもそも不可能だし、全員から嫌われないようにする必要もないのです。

「既読スルー」も、相手がただ忙しいだけかもしれないし、スマホを見ていないだけかもしれません。他人の行動の理由を、自分への好意と結びつけないのが大切です。

SNSに構わない時間を作る

もしSNSを見るのがしんどいなら、それは心が弱いからではありません。

SNSは他人の「切り取られた幸せ」を見せつけられる場所であり、それを毎日何百回も見れば辛くなるのは当然の反応です。

「今日はもう見ない!」と決めて、物理的にスマホを別の部屋に置く「デジタルデトックス」の時間を作ってみてください

情報を遮断するのではなく、自分自身の感覚を取り戻す大切な時間になりますよ。

(本記事は『13歳からのメンタルヘルスの教科書』のインタビュー記事です)