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バッタ研究で大きな成果を残した“バッタ博士”こと前野ウルド浩太郎氏。研究者としての夢を追い続け、気がつけば45歳になっていた前野氏は一念発起して婚活に励むものの、なぜかうまくいかない。そこでバッタ博士は、婚活という未知の問題に取り組むために研究者らしく結婚をモデル化して捉えようと試みた。※本稿は、昆虫学者の前野ウルド浩太郎『バッタ博士の異常な愛情 恋愛と婚活の失敗学』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
婚活中の昆虫学者が
「結婚」をモデル化して考える
結婚をどう考えているか、他者に説明できるようにしておく必要がある。そこで、人に説明しやすくするため、結婚がどんな形をしているのか「モデル」を作ってみることにした。
自然科学の世界では、現象を理解するために、図や数式を用いて、物事の仕組みや動きをシンプルに表す枠組みを「モデル」と呼ぶ。ここでいうモデルとは、ファッションモデルとかスタイルが良い「モデルさん」とは別の意味だ。
例えば、中島みゆきさんの歌「糸」では、男女関係および結婚を布にたとえてモデル化していると解釈できる。
私も、自分なりに結婚を説明するため、「トイレットペーパーモデル」を提唱したい。このモデルをベースに、これから、色々と仮定しながら話を進めていく。







