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バッタの研究に明け暮れ、一流研究者となった“バッタ博士”こと前野ウルド浩太郎氏。あるとき、テレビの有名番組出演をきっかけに突如モテ期が訪れる。彼に接近してくる女性たちの本当の意図はなんなのか?※本稿は、昆虫学者の前野ウルド浩太郎『バッタ博士の異常な愛情 恋愛と婚活の失敗学』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
テレビ出演後に
モテ期が到来!?
「あれ? こないだテレビに出てませんでしたか?」
「世界一受けたい授業」というテレビ番組に出演した翌週、外国送金の用事で近所の銀行へ行くと、受付の若い女性行員が声をかけてくれた。そうですと伝えると、「ちょっと待っててくださいね」と言って奥に引っ込み、若い女性行員3名を引き連れて戻ってきた。明らかに番組を見ていない様子なのに、クリアファイルなどにサインを求められた。
「えー、一緒に飲みたいです。色んなお話聞きたいです!」
私も女性行員と話したい。受付の女性と連絡先を交換し、後日、私1人と女性行員4名で飲むことになった。うち1名は既婚者だったが、他の3名は独身とのこと。これはドッキリ番組か何かに違いないと警戒心を強めた。
彼女たちは「チヤホヤ」してくれた。我が人生において、見知らぬ女性に囲まれて飲むことなどなかった。「テレビに出るとすごく良いことがあるんだなぁ」としみじみとした。
ホロ酔い状態で、「○○をしたらすごくいいから、また銀行に来てくださいね」とお誘いいただいた、気がした。







