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部下に残業を減らせと命じても、仕事が急に消えるわけではない。しかし、ある手法を取り入れた企業で残業が大幅に減り、しかも年間2000万円のコストカットを実現したという。今すぐ実践できる施策とは。※本稿は、カウンセラーの船見敏子『戦略的休暇:休むほど成果が出る新しい働き方』(ぱる出版)の一部を抜粋・編集したものです。
「週に1回の情報共有会議」で
年間2000万円の残業代を削減
以前、コンサルテーションをした職場の話です。
長時間残業が常態化していたそのチームに、新しい課長が赴任してきました。彼は、残業削減のためにさまざまな策を考えました。そして実践したのは、毎週の会議で、メンバーに進捗状況を発表してもらうこと。
メンバーひとりひとりに、「自分は今、この仕事をここまで進めている」という進捗状況に加え、「手を貸してほしい」「今は余裕があるので手を貸せる」ということまで自らの口で話し、共有してもらったのです。
結果、驚くべきことが起こりました。それまでバラバラに動いていたメンバーの間で助け合いが自然と生まれ、残業が激減。なんと年間2000万円の残業代が削減できたのです。
あなたの職場でも、残業削減のためにさまざまな取り組みをしていることと思います。しかし、情報共有を徹底するだけでこのような効果が生まれたケースもあるのです。
職場改善というと、とかく難しく考えがちですが、シンプルなことを愚直に行うことがいちばん効果的なのです。
「隣の人が何をしているのかわからない」。このような声を今もよく耳にします。







