複数担当制を導入して
誰もが休める職場に
属人化解消に効果的なもうひとつの手法は、複数担当制です。
『戦略的休暇:休むほど成果が出る新しい働き方』(船見敏子、ぱる出版)
業務の担当者がひとりだけだと、その人が休暇を取った際、他の人が代わりに遂行することができません。結果的に、休暇が取りにくくなります。また、「担当者は自分だけ」と思うと、責任も重く感じがちになります。
そればかりでなく、多くの職場で、特定の人に業務が偏りがちになるといった課題もあります。
いずれも、複数担当制を導入するのが有効です。メイン担当のほかにサブ担当を決め、情報共有や連携を行います。コミュニケーションを増やさなければならない不安はあるかもしれませんが、チャットツールやグループウェアを使用することで効率的に行うことも可能です。
ただ、複数担当制では、課題もさまざま生じます。責任の所在があいまいになりがちなこと、自分のペースで進めるのが難しくなること、メンバーのスキルや能力に差があること、担当同士の相性が悪いことなど、実施してみて「こんなはずじゃなかった」と壁にぶつかることもあると思います。
そこで、トラブル予防のために、役割分担シートを作成し、役割を明確にしておくことをお勧めします。そのうえで、あくまでもメイン担当が責任を持って進めるということは、明確に伝えておくことも大切です。
同書より転載 拡大画像表示







