「今日も仕事が、終わらなかった…!!」
毎日「また終わらなかった…」を繰り返して、うんざりしたり、落ち込んだりしていないだろうか。「量が多すぎて残業ばかり」「要領が悪い」「やりたいことができない」など、悩みは根深いのではないだろうか。
「その原因は3つの“隠れたムダ”です」ータスク管理オタクで、ダンドリ磨いて30年超のエキスパート・萩原雅裕さんはこう語る。今回は書籍『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか? 仕事が3倍速くなる計画・実行・中断の技術』の中から、「仕事を終わらせる人のコツ」を紹介する。
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仕事が遅いのは「隠れたムダ」のせい
「今日も仕事が終わらなかった…」
毎日残業ばかり。量が多すぎる。要領が悪い。そんな風に悩んではいないでしょうか。流行りのAIも取り入れてみたけど、いまいち仕事が速くなった実感がない……という人もいるかもしれませんね。
実は、「仕事が遅い…」と感じている人でも、作業そのものが遅いわけではないことが多いです。手を動かすスピード自体は、そこまで大きな差はありません。本来、みな同じくらいの速さです。
しかし、仕事が遅い人は「隠れたムダ」があります。逆に仕事が速い人は隠れたムダがないから、結果として仕事が速く終わるのです。
AIを使うだけでは仕事は終わらない
例えば、「仕事が遅いからAIを使ってみた」という人もいるでしょう。確かにAIを使うと、作業自体は速くなるかもしれません。実際、活用することは重要です。しかし、次のようなシーンが起きたら、どうなるでしょうか。
・部長「え? それはA4一枚じゃなくて、口頭で教えてくれればそれで良かったんだけど…」
これは、上司が欲しいアウトプットと、あなたが作ろうとしていたアウトプットがずれている状態です。つまり、あなたが立てていた「計画」が甘かったために、余計な作業に時間を使ってしまったのです。
これでは、AIを使っても仕事は終わりません。なぜなら、いくら作業を速く進めたところで、その作業が不要であれば、仕事が進んでいることにはならないからです。
作業が速くても仕事が終わらない理由
作業スピードが速いことと、仕事が早く終わることは、似ているようで違います。
重要なのは、仕事がきちんと「終わる計画」を立てること。
そのために必要なのが、本書で紹介している「終わる計画を作る」計画の技術です。
何より重要なのは【①ゴールの場所】【②ゴールまでの道筋】の2つを確認すること。この2つがすぐに答えられない場合、あなたが作っている計画は、もしかしたら「終わらない計画」になっているかもしれません。そのまま進めると、残業まっしぐらです。
(本記事は『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか? 仕事が3倍速くなる計画・実行・中断の技術』に編集・調整し、一部特別に書き下ろした原稿です)








