「○○会社に行ってきました。社長は外出していて会えませんでした。そのため専務に説明してきました」
いかがでしょうか。短文が3つになり、長い1文よりぐっとわかりやすくなったのがわかると思います。ですが、ちょっと不自然だと感じる人がいるかもしれませんね。
それでは1つだけ「~ので」を入れて短文を2つにしてみます。
「○○会社に行ってきました。社長は外出していたので、専務に説明してきました」
不自然さがとれました。そして、わかりやすさに変わりはありません。
もちろん、ちょっと不自然でも、短文が3つ以上になってもいいのです。1文が長くなり、だらだらと話すよりは、はるかに相手に伝わりやすくなるからです。
「~ですが」「~ので」の回数を減らして、「。」をつけることを意識して話すと、聞き手は疲れることなく、伝えたいことがしっかり伝わりやすくなるのです。
「夕方」って何時ですか?
こんな、あいまい言葉は避けること
「たぶん」「そうかも」「どっちでもいい」「まあまあ」「大丈夫です」……これらは、あいまいな言葉です。
会話が怖い人は、あいまいな言葉を使いがちです。
もちろん、状況によっては相手への配慮になりますが、できるだけ使わないようにして、「AまたはB」「イエスまたはノー」で答えるように意識することをお勧めします。なぜなら、相手を困らせてしまうからです。
そしてもう1つ、あいまいな言葉で注意したいのは「時間帯」です。
特に仕事の場面では、トラブルにもなりかねません。次の会話は、実際にあった上司と部下のシーンです。
「○○部長、いま5分ほどお時間だいじょうぶですか?」
「いまダメ、いそがしい」
「いつならお時間とっていただけそうですか?」
「今日の夕方」
「ありがとうございます。それではまた夕方にお声かけます」
部下は午後5時になっても6時になっても離席している上司を、まだかまだかと待っていました。あきらかにこれは、上司が「夕方」というあいまいな時間帯で答えたのが原因です。部下にしてみたら、忙しい上司に「夕方って何時頃ですか?」と、確認する余裕はなかったことでしょう。まして会話が恐怖な人にとっては、とっさに聞き返す勇気も引っ込んでしまうと思います。







