A 確かに、安いお酒も意外と飲まれます。

「本物の金持ち」と「中途半端な金持ち」
決定的な違いとは

宇佐見卓也「あんたのことは調べさせてもらった。ウチの側について正式にアドバイスをしてもらおうか」
庵野光一「これだから中途半端な金持ちは。金を積めば誰でも簡単に動かせると思い込んでいる。ならばこちらは…」
(ドラマ『プライベートバンカー』第1話より)

B ドラマの中で要潤さんが演じる宇佐美卓也が札束積んで、対立する庵野甲一を自分の側に寝返らせようとするシーンですね。

 中途半端な金持ちほど、アピールをして見せびらかす傾向があります。逆に、本物のお金持ちほど、お金持ちであることを隠そうとします。あと、中途半端な人はすぐに人を信用する傾向がありますが、本物は簡単に人を信用しません。

 緑茶ハイの話には続きがあって、初対面からしばらくは緑茶ハイだったのが、信頼関係が築けるとドンペリをバンバン開けてきます(笑)。

A 本物のお金持ちは、どう見られるのかをすごく気にする人が多いです。本物の金持ちと中途半端な金持ちって資産額で線引きできそうですかね?

B 資産が「使い切れる額か、使いきれない額か」で線引きができると思います。数十億円くらいであれば使い切ることができますが、数千億から数兆円になると使い切ることができなくなります。そのくらいの金額で発想が変わってくる気がします。

ドラマ『プライベートバンカー』に登場した前澤有作氏が所有するプライベートジェットとロールスロイスドラマ『プライベートバンカー』に登場した前澤有作氏が所有するプライベートジェットとロールスロイス

 例えば、ドラマにも出てきたプライベートジェットをなぜ富裕層が購入するか。お金がモノに替わるだけで資産が減るわけではないからです。使いきれない資産を持てば、こうした計算ができるようになります。

 行動の優先順位も違います。資産を使いきれてしまう富裕層は、資産を増やすことに重きをおきますが、使いきれない富裕層はそこに関心はありません。むしろ、「資産の有意義な使い方」に関心があって、慈善活動や社会貢献に関心を示す人が多いです。

A 資産額もそうですが、どんなルートで金持ちになったかも影響しそうですよね。もともと資産を持っていた家に生まれた人なのか、それとも一代で莫大な富を築いたのかによっても変わってくると思います。