例えば、集団部門と個別指導部門がある塾の場合、合算した数字だけではなく、それぞれの部門が別々に出すことが顧客への誠実さではないかと思います。また、別の大手塾の優秀生で、個別指導部門にたまに通っていたという生徒を合格実績にカウントする塾もありますが、実態としてはメインの大手塾の指導の成果が大きいと考えられます。
保護者が一番知りたい情報は、その塾で自分の子どもが授業を受けるクラスの合格実績です。〇〇中学に合格したいのに、そのクラスからは合格者がゼロということであれば、転塾も視野に入れる必要があります。
スクールごとの保護者会も行われると思いますが、クラスごとの合格状況を伝えてくれる塾は信頼できるでしょう。もし、そういう話が出て来なかった場合は、個人面談でお聞きになってみてはいかがでしょうか?
難関校の実績はアピールしているにも関わらず、「個人情報なので……」というようなセリフで逃げる担当者には信頼が置けません。
塾としても生き残りがかかっていますので、合格実績については「良かった」とアピールしなくてはいけないということは当然なのですが、「今年は○○塾が良かった、悪かった」といううわさに惑わされずに、「このスクールに通ったら、うちの子は良い中学受験生活が送れるのだろうか」という視点で、冷静に塾を見てはいかがでしょうか。
「危ない塾」の見極め方(4)
講師がきちんと学んでいるのか?
健全であり、今度成長するだろうと予測できる塾は、研修のできない外部講師ではなく、「専任職員をどれぐらい抱えているか」で測れます。講師の力量差や経験値の差については、社内研修によって埋めることが可能だからです。
数十年前と比べ、受験情報はネットなどで簡単に入手できるようになっています。
2026年入試は、「サンデーショックの影響で受験日が変わる学校の影響はどうなる?」ということが大きな話題となりましたが、来年(2027年入試)はサンデーショック後にどうなるかという分析も必要不可欠です。







