表面的な読解は罠!最初の「思い込み」を覆す事実
まずは、正解がわかるでしょうか?
一見すると、優花は文化祭のクラス委員になったにもかかわらず、やる気がまったくないように思えます。実際に、主人公もそのような考えをしていることが、「彼女は、あまり乗り気になれないのかもしれない、とわたしも思っていた。」という描写から読み取れます。
そのため、仮説として「優花はやる気がなかった」と思って文章を読み進めていくと、この仮説の反証となる部分が出てきます。優花は誰もいない教室で、朝早くからもくもくと作業をしていたのです。
見事な伏線回収!「仮説のアップデート」が真実を暴く
これにより「優花はやる気がなかった」という仮説は退けられ、「やる気はあるのにもかかわらず、ぼんやりとしてしまうなんらかの理由があるのではないのか?」という第2の仮説が思い浮かびます。
そう考えると、優花が去年文化祭で失敗していることと「他の人たちのほうが、よっぽどすごいし……」という発言から、優花は自信を失っていたと思い至ることができます。「仮説」としては、自分の考えに過ぎないと思いつつも、問題文を読んで「検証」すると、その根拠がたしかに書いてあるのです。
「答えは問題文に書いてある」ということです。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。









