◆アニメ好きの国語力が劇的アップ! 成績が上がる習慣ナンバー1は「1日10分の活字タイム」
高校にも塾にも通わず、完全独学で東大にほぼトップ合格!『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)は、中3で東大合格を宣言し、偏差値45から完全独学で大逆転を遂げた著者の“驚異の勉強法”を全公開。「国語力」を軸に全科目を伸ばし、読書や四コマ漫画、恋愛ゲームまで活用して、コスパ・タイパよく学力を高める超実践的な1冊をもとに解説する。
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活字離れへの警鐘! 一生モノの趣味「読書」のすゝめ
読書は楽しい体験であり、一生続けられる趣味にもなり得ます。国語の試験のためにではなく、できるだけ幼い頃から良質の文章を読む習慣をつけてほしいと思います。
そうは言いつつも、近ごろは物語を読む機会が減っている生徒が多いと感じて危惧しています。その代わりに多くの子どもたちがハマりがちなのが「アニメ」です。
映像の罠?「情報過多」が奪う想像の余白
アニメにはアニメのよさがあり、僕自身も大好きです。しかし、良質なアニメほど、ビジュアルを含めて心情まで細かく描写されており、読書よりも情報量が圧倒的に多いため、受け手があれこれ想像しながら感情移入して「仮説」を立てる余地が限られています。
アニメも読書も! ハイブリッドな感性を育てよう
アニメを観るのもよいのですが、一方で本を丁寧に読む習慣もつけましょう。
【解説】「情報不足」こそが想像力を鍛える最高の筋トレ
読書の最大のメリットは、実は「情報が限られている」という点にあります。文字だけを頼りに、風景の色彩や人物の表情、声のトーンなどを自分の頭のなかで補いながら読み進める作業は、脳の想像力をフル稼働させる最高のトレーニングになります。
「このセリフはどんな表情で言ったのだろう?」「ここで沈黙したのはなぜだろう?」と行間を読む経験の積み重ねが、そのままテスト本番での「心情の仮説立て」のスピードと精度に直結していくのです。
アニメと小説の「二刀流」で相乗効果を狙う
だからといって、好きなアニメを我慢する必要はまったくありません。むしろ、両方をうまく活用する「二刀流」がおすすめです。たとえば、お気に入りのアニメの原作小説やノベライズ版を読んでみるのはいかがでしょうか?
映像で得たイメージを補助線にしつつ、小説ならではの緻密な心理描写や、アニメではカットされたモノローグ(心の声)に触れることで、「文字から心情を深く読み解く楽しさ」を無理なく味わうことができます。
1日10分の「活字タイム」が未来の自分を助ける
最初から分厚い名作に挑む必要はありません。まずは1日10分、寝る前や通学時間などを利用して活字に触れる習慣を設けてみましょう。大切なのは、文字を通して「自分以外の誰かの心」を想像する時間を持つことです。
その日々の小さな積み重ねが、やがて国語の成績アップだけでなく、他者の痛みを理解し、円滑なコミュニケーションを築くための「一生の財産」へと変わっていくはずです。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。









