「このまま今の仕事を続けていいのか…?」
「職場が不満だらけ」「年収が低い」「将来が見えない」理由はさまざまあれ、「転職」を考えたことのある人は多いだろう。しかし転職は大きな決断ゆえの「迷い」がつきもの。「失敗リスクが怖い」「やりたいことがない」「転職先が見つからない」など、一歩を踏み出す勇気が出ないものだ。
「実は転職は人生の一大イベントにせず、“毎日ちょっとずつ考える”くらいが一番うまくいくんです」と語るのは、7回の転職で年収を6倍にした外資系うさぎのちょこさんだ。コネ無し、スキル無し、英語も苦手だったにもかかわらず、「年収と納得感の“両取り”」をし続けてきた秘訣とは何か? 今回は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の中から、「うまくいくためのゆる転職活動の仕方」を紹介する。
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会社に抱えるモヤモヤの正体
バリキャリを目指して頑張った結果、心身を壊してしまう人もいれば、ゆるキャリを続けていて「成長していない自分」にモヤモヤしてしまう人もいます。
新卒の頃の私のように、「趣味の時間も大事にしつつ、ほどほどに働いていこう」なんてゆるく構えていたところに、気づけば毎日夜中までの残業を求められ、なのに年収は270万円……なんていう笑うに笑えない事態に陥ってしまうこともあります。
最近だと逆に、せっかく入った会社が、仕事はしんどくないけど成長機会が全然なくモチベーションが維持できない、「ゆるブラック」なんて言葉も出てきています。
ゆるバリは「ラクして稼げる」とは違う
「ゆるバリ」は、「バリキャリとゆるキャリの中間」という単純な二項対立の真ん中にある考え方ではありません。
むしろ、「第三の選択肢」として別の判断軸の上にあるもの、として捉えたほうがしっくりきます。
重要なのは、キャリアとプライベート、「どちらかを我慢する」ことではなく、「自分で決めた軸に沿って臨機応変にバランスを調整していく」という姿勢です。
こうした姿勢を持っているだけで、キャリアの軸が「会社軸」から「自分軸」に変わります。会社に使い倒されるのではなく、「自分のために会社を利用する」スタンスに変われるのです。この違いは、30代になってくると大きく出てきます。
「ゆるバリ」2つのコツ
「ゆるバリ」の達成に必要となるのは
=実用レべルの70点スキルを速やかに身につけること
・ゆるマルチ
=複数分野のスキル・経験の「掛け合わせ」で希少性をつくること
の2つのアプローチです。
「ゆるプロ」「ゆるマルチ」を駆使して「より高年収のポジション」にチャレンジするチャンスに近づく。その中から「自分の理想に近い働き方ができるポジション」を獲得する。これが「ゆるバリ」の始まりです。
(本記事は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の一部を調整・加筆した原稿です)








