仕事のキャパが10倍になった」「圧倒的に悩む時間が減った
そんな感想が届いているのが、木下勝寿氏のベストセラー『売上最小化、利益最大化の法則』『時間最短化、成果最大化の法則』『チームX』『「悩まない人」の考え方』の強力4部作だ。なかでも「飛び抜けて面白い必読の一冊。心から「買い」!!」と絶賛されているのが、『「悩まない人」の考え方』。「ここ20年以上、まともに悩んだことがない」という著者が一生悩まない最強スキル30を初公開した。新年度を迎え、何かと悩みは多い時期。今回はライターの小川晶子氏に、読者に役立つ視点から鋭く読み解いてもらおう。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)

何をやってもうまくいかない人が“全勝・無敵状態”で成功するすんごい考え方Photo: Adobe Stock

SNSでよく見る、「簡単に成功している」人たち

 うまくいっている人は、簡単に成功しているように見える。
 SNSには、
「AIを使ってこんなことができるようになった」
「YouTube登録者数がこんなに増えた」
「投資をちょっと勉強したらこんな成績を出せた」
 など、成功談があふれている。
 その秘訣を教えてくれようとする人もたくさんいる。

「この人がそんなに簡単にできたなら、自分にもできるんじゃ……?」
 ところが、やってみたら全然うまくいかずに「自分には向いていなかった」「やっぱりあの人は特別だったんだ」と思ってしまいそうになることがないだろうか。

 ここにはがある。
「最初からうまくいく」と考えてしまう罠だ。

 成功した人は、「簡単に成功した」と本気で思っているかもしれないが、それは「最初から成功した」というわけではない。

10回目で“どうせ”成功する

 ベストセラー『「悩まない人」の考え方』では、「悩まない人」の考え方が30個紹介されているが、そのうちの1つが「できるだけ早く『9回』失敗しよう」だ。

 著者の木下勝寿氏によると、この世界には「10回に1回の法則」があるという。
人が何かに本気でトライした場合、最初の9回は必ず失敗し、最後の10回目で必ず成功するようにできているという考え方である。

「10回に1回の法則」を前提としていると、物事が最初から思いどおりにいかなくても、悩むことはなくなる。9回目までは失敗するのが当たり前だからだ。
(中略)
 この世界観のもとでは、物事に成功する最も確実な方法は「できるだけ早く9回の失敗を積み重ねること」。10回目にはどうせ成功することが確定しているからだ。

(『「悩まない人」の考え方』p.86-88)

「何回やってもうまくいかないんです……」と落ち込んでいる人は、実は2~3回しか失敗していない場合が多いという。
「10回に1回の法則」からすれば、まだまだ失敗して当たり前だ。
 落ち込んでいないで早く9回失敗したほうがいいことになる。

 失敗が一番の学びだ。
「こうするとうまくいくよ」と教えてもらって、そのとおりにやってもうまくいかなかった場合、「全然ダメじゃないか!」と言ってあきらめたらそれで終わってしまう。

「なぜうまくいかなかったのか?」を分析して、別の方法にチャレンジすればいい。
「10回に1回の法則」が前提なら、それが当たり前に感じる。

11回目以降は全勝、“無敵状態”に

 しかも、すごいのはここからだ
 10回目で成功した場合、11回目には何が起きるだろう?
 成功だ。12回目も13回目も成功!

「10回に1回の法則」の世界では、11回目以降は全勝する。
 これまで積み重ねた9タイプの失敗を避けられるようになっているため、無敵状態になれるというのだ。

「10回に1回の法則」をインストールしてしまえば、「簡単に成功した」と思えるようになるだろう。
 9回の失敗にいちいち落ち込まないからである。

 失敗を恐れずチャレンジし、早く9回失敗することが成功への最短ルートなのだ。

(本稿は『「悩まない人」の考え方――1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30』に関する書き下ろし記事です。)