毎日ただ仕事・家事をしているだけであっという間に1日、1週間、1カ月が過ぎている。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、「いつも時間に追われている人」について書かれた一節を、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。

「いつも時間がない人」の特徴・ワースト1Photo: Adobe Stock

時間がいつも足りない人=「1日単位」で考えている

「時間がなくてやりたいことができない」と嘆く人たちの多くが「1日思考」になっています。思考の単位が「1日」なのです。

 運動、勉強、家事、仕事、掃除、子どものこと、読書など、やりたいこと、やらなければいけないことを1日の中に詰め込もうとするのです。

 1日にすべてを詰め込もうとすると、必ずあふれます。そして「時間がない」と勘違いしてしまいます。
 時間がないわけではないのです。

 思考の単位を「1週間」にすればいいだけです。

「今日はできない。でも、木曜日の夕方ならできる」
「今日はできない。でも、土曜日の朝ならできる」

 このように、やりたいこと・やるべきことを「1週間の枠の中」で考えましょう。

1週間は「168時間」もある

「今日は時間がない」という人は多いと思います。でも「1週間」で考えれば、時間は必ずあります。

 1週間のスケジュール帳を出してみましょう。168時間あります。

 たまたま1週間がめちゃくちゃ忙しくて、やりたいことがやりきれないこともあるかもしれません。その場合は、「2週間」で考えてみればいいのです。336時間あります。

 2週間単位で考えれば、時間が取れないことはなかなかないはずです。

やりたいことを“細分化”すれば、1週間の予定に必ず入れられる

 もし「やりたいけど、やる時間が取れない」と思うなら、「やりたいこと」を具体的に細分化して考えます。

 まずは10分間で、やりたいと思っている行動を細かく書き出しましょう。

 たとえば、「料理のつくり置きをしたい」と思っているなら、次のように細分化できます。

 ・金曜日の朝の出勤時間で、つくり置きのメニューをネットで調べて決める。
 ・仕事帰りにスーパーに寄って材料を買ってくる。
 ・土曜日の朝に素材だけカットしておく。子どもが遊びに行ったら、まとめて料理する。

 そんなふうに分解して、バラバラに進めればいいのです。

 私はこれを「作業出し」と読んでいます。

 作業出しすることで、頭の中で膨らんでいた「やらなきゃ!」という大きな塊が、「小さな作業」に変わります。

 そうすれば、たいていのことは1週間の中に入れられます。

週単位で考えると、心に余裕が生まれる

「週単位で考える」のは、とても大事な思考法です。

 1週間単位で考えられるようになると、「この1週間の中でやればいいんだ」と余裕も生まれます。

 1週間単位で考えるようになると、自分が「やらなきゃ・やりたい」と思っているものも、「はたして今週やる必要があるのか?」と冷静になれます。

 場合によっては「今週やる必要もない。来週以降で大丈夫」と気づけます。

 やらなくていいことは1週間気にしなくてすむので、思考が整理され、心に余裕が生まれるのです。

(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・加筆を行ったものです)