当初は「自分の好きなこと・得意なこと」を好き勝手に配信して人気を集めた動画配信者が、専業YouTuberに転身して案件動画が増えていくほどに、動画から魅力が失われてゆき、アンチも増えていく現象を見た人も多いと思います。
「楽しそうに趣味に没頭している姿」に集まってきたファン=フォロワーのために動画を作れなくなり、お金をくれるスポンサー企業の意向を気にし始めた時点で、彼らの魅力であった「好きなこと・得意なこと」が封じられてしまうと言い換えても良いかも知れません。
つまり、事業として成長サイクルに入った時点で、好きで始めた仕事が楽しくなくなってしまうのです。
再生数は多くないのに
なぜか食えている配信者
最後に最も考慮に入れねばならないことは、YouTuber=動画配信者・インフルエンサーが職業として成立して10年ほどが経過し、強力な競争相手が増えてしまったことです。
既に主要な趣味のジャンルに強力な先行者が存在しているだけでなく、芸能人やスポーツ選手が公式チャンネルを設立するのが当たり前の時代になりました。
彼らは知名度が高く、数多くのフォロワーを獲得していることに加え、動画の収録から編集まで専門スタッフを抱え、さらには案件獲得のための営業人員まで抱えているか、それらのサービスを提供する企業に所属しています。そこに、現段階で動画配信者として新規参入して、同じように「広告料収入」で身を立てることは、技術的にも資金的にもかなりの困難が待ち受けているといえるでしょう。
とはいえ、これは動画配信者として「一般的に考えられる稼ぎ方」を目指した場合のことです。現実には、筋トレ系でも釣り系でも、広告料や案件収入を得るには心もとないフォロワー数であっても経済的に自立できている人が存在します。
有名YouTuberと比べて、動画再生回数が特に多いわけでもなく、配信動画を隈なく確認しても案件動画は数えるほどなのに、自立できるレベルで稼げていたり、趣味に大きなお金を費やせる程度の副業として成立させている人たちにこそ、趣味を充実させる形で「そこそこに稼ぐ」というライフスタイル起業のための戦略のヒントが見つかるのではないでしょうか?







