仲の良いフォロワーを中心に参加者を募り10人集まれば5万円程度の黒字になる計算です。仮に参加者が15人なら、12万円前後の黒字になります。

 仲の良いフォロワーは周りを気にせずアカウント主と一緒に釣りを楽しめますし、「よく見る身近な達人」の釣りのノウハウをじっくり聞いたり、教えてもらえるチャンスに惹かれ、一度は参加を決めるフォロワーの方も多いのではないかと思います。

 もちろん、必要な人数が集まらない場合は中止すれば損はしませんので、主催者側からすると、貸し切り船でのオフ会はノーリスクで実施できます。

 5万円となると生活するには心もとないですが、月1回オフ会を開催したら、その月の釣り船の乗り合い代金(平均1万円)がすべて賄える金額です。また5万円で購入できる釣り竿やリールとなると、かなり高性能かつ格好良いものを期待できます。

 日々、奥様の目を気にしながら、お小遣いから釣りに必要なお金を捻出している釣りバカ親父たちのことを考えると、このアカウント主は「趣味を謳歌しながら収益化する仕組み」を上手く作っていると言えるのではないでしょうか。

 釣りの世界でも、こういう「小さな稼ぎ」を積み重ね、常連さんが増えていくうちに自宅兼事務所を構え、釣り場の近くに引っ越したり自前のボートを購入して、遊漁船やフィッシングガイドとして独立していく人が一定数存在します。

 釣りにしても筋トレにしても、彼らに共通しているのは趣味を楽しみ、その楽しみを仲間に分け与えていくことをまず優先していることです。だからこそ仲間の内で発生するニーズを確実に掴んで、ちょっとした収益につなげていくことが可能なのです。