(2)SNSで発信する
SNSで発信することも、強力なトレーニングです。
投稿を見た人から「なるほど」と思われなければ、反応(いいね)は得られません。つまり、発信するたびに「思考の質」が問われます。
また、書き言葉は話し言葉よりもロジカルさを求められます。
短い文字数で矛盾なく伝えるには、文章構成力と思考整理力が必要です。
特に、実名や顔出しで発信すれば、責任感が生まれ、自然と内容の精度も上がります。
一方、SNSを“見るだけ”の人は成長しにくい傾向があります。
頭で理解しても、行動としてアウトプットしなければ、思考は深まりません。
「見る専」から一歩抜け出し、発信する側に回ることが、地頭を鍛える近道です。
(3)ツッコミが入る環境でアウトプットする
上司や先輩など、遠慮なくフィードバックしてくれる人がいる環境は、地頭を鍛えるのに最適です。資料でも企画書でも積極的に見せて、どんどん突っ込みを入れてもらいましょう。
私は部下の思考力を鍛えるために、日報を書いてもらうことがあります。
週ごとにテーマや目的を設定し、それに合わせて日報を書かせ、フィードバックを返す。
「話が長い」「抽象的すぎる」「目的が見えない」――そんな指摘を繰り返すことで、部下は「どうすれば伝わるか」を考えるようになります。
地頭を鍛えるうえでは、「自分のため」だけに書くのではなく、「読み手のため」に構成を考えることが大切です。
前提を揃え、主張を明確にし、情報量を調整する――この一連のプロセスこそが、思考訓練になるのです。
『できる人が大事にしている 複利で伸びる仕事術』宮脇啓輔 ディスカヴァー・トゥエンティワン
(4)地頭の良い人と仲良くなって、ダメ出しされまくる
プライベートでも、地頭の良い人と関わることは非常に有効です。
彼らは日常的に思考を巡らせているため、一緒にいるだけで刺激になります。
最初のうちは「何言ってんの?」という顔をされて落ち込むかもしれませんが、その経験こそが貴重です。「どう伝えれば伝わるか」「どうすれば興味を持ってもらえるか」と考えるうちに、自然と表現力や論理力が磨かれます。
さらに、地頭の良い人の思考回路やボキャブラリーに学ぶこともできます。
こうした日常的な刺激の積み重ねが、最も確実に地頭を鍛える方法の1つです。







