「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの樺山美夏さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)

「集中力が長続きする子ども」の親がしている、たった1つの習慣Photo: Adobe Stock

文房具は「勉強がはかどる鍵」になる

入学準備で、新しい学用品を準備するのは親の役目だ。しかし、学校指定でないものは、何がいいのかわからないものもある。中でも文房具は、子どもが実際に使ってみないと、握り心地や書き味、使いやすさがわからない

「書きにくい」「濃すぎる、薄すぎる」「手が疲れる」「すぐ転がる「消しにくい」「細かい消しカスが残る」「消したところが黒くなる」。そんな小さなイライラが、勉強の邪魔をする可能性もある。

特に低学年の子どもは、ただでさえ集中力が続かないから、文房具にストレスを感じるだけでも気が散りやすい私の娘も例外ではなく、筆箱はもちろん、えんぴつ、シャーペン(自宅用)、消しゴム1つにもこだわりが強かったため、不満があるとブツブツ文句を言いながら勉強することが多かった。

それだけに、お気に入りの文房具が見つかったときは、「これすっごく使いやすい!」などと大喜びして、宿題もさっさと終わらせていただからこそ、早めに親子で文房具を買いに行き、本人が納得できるものを探す時間は、決して無駄にはならない。親が選ぶのではなく、本人に選ばせるのがポイントだ。

学校でつかう文房具を準備しよう

小学校入学前後に知っておきたい93のルールを紹介した書籍まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「がっこうで つかう ぶんぼうぐを じゅんびしよう」の項目がある。初めて自分で文房具を選ぶ子どもたちに読んでほしいのは、ここにある4つのアドバイスだ。

「集中力が長続きする子ども」の親がしている、たった1つの習慣『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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・こい えんぴつを よういしよう。
・けしごむは やわらかくて けしやすいものを えらぼう。
・じょうぎは かるくて すうじが おおきいものに しよう。
・ひつようなものが ぜんぶ はいる ふでばこを よういしよう。

『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』(p191)より引用

「おうちの方へ」のアドバイスには、学校から配られる学用品リストを参考に、入学前に使い方に慣れておくことの大切さが記されている。また、鉛筆は、三角形や六角形が転がりにくく握りやすい、消しゴムはシンプルな形が一番使いやすいなど、親子で一緒に選ぶ際の参考になるだろう。

文房具は、学校という慣れない環境でがんばっている子どもの相棒のようなもの。
「どのえんぴつが好き?」「これとあれを買って試しに使ってみようか?」
そんな会話を楽しみながら、お子さんにとってお気に入りの相棒を探してみてはいかがだろうか。