気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【休日にすべき】メンタルが圧倒的に強くなる、たった1つの習慣Photo: Adobe Stock

休日でも頭のなかは「仕事のこと」ばかり

休日なのに、気づけば仕事のことばかり考えている。

あの案件、進んでいるだろうか。あのメール、返し方はあれでよかったのか。頭の中で何度もやり取りを再生してしまう。スマホを開けばSlackとメールを確認してしまい、完全にスイッチを切ることができない。

本当は休んでいるはずなのに、思考だけはずっと働き続けている。この状態で「休めている」と言えるのか、自分でもわからなくなる。

この状態は「メンタルヘルス」の観点から考えても、明らかに良くない状態だ。

人は「予測できる環境」にいる限り、思考を切り替えることができず、仕事モードから抜け出せないからだ。

数少ない休日こそ、仕事のことは考えず、時間を過ごすべきだ。

休日に2つの「冒険」をしよう

そんな人におすすめの習慣がある。

休日に「2つの冒険」をすることだ。

私が提案したいのは、週末ごとに「冒険」を2つ(計画的なものを1つと、思いつきのものを1つ)することだ。ここで言う冒険とは、イベントや展示会に行く、講座やワークショップに参加する、ロッククライミングをする、単に新しい場所を探検するなど、幅広い行動を指している。
冒険は、「目新しさや挑戦、探検などを伴う、刺激的で珍しい体験のこと」だと定義できる。

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より引用

なぜ2つなのか。

計画された冒険は安心感を与え、思いつきの冒険は予測不能な刺激を生む。

この2つを組み合わせることで、脳は日常のルーティンから強制的に切り離される。

新しい「冒険」は何でもいい。

いつもは電車に乗るところを一駅分歩いて、散歩をしてみる。

少し遠いスーパーまで足を伸ばしてみる。

行ったことのないカフェに入ってみる。

そんな小さな変化でいい。

重要なのは、「いつもと違う」を意図的につくることだ。

それだけで思考は仕事から切り離され、脳は回復し、視野が広がる。

何もしない休日は、回復ではなく消耗だ。

休日は、仕事をこなすための時間ではない。自分を取り戻すための時間だ。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)