英半導体設計大手アーム・ホールディングスは、絶好のタイミングを捉えて自社のチップで人工知能(AI)市場に参入した。この取り組みが完璧に進むと想定した動きを既に株価が示している状況から見ても、これは素晴らしいことだ。アームは長年、他社向けの半導体設計事業を展開してきた。それは大成功を収めており、アームの技術をベースにしてエヌビディア、アップル、サムスン電子、クアルコムといった有名企業が製造するプロセッサーが、ほぼ全てのモバイル機器に加え、ますます多くのパソコンやサーバーに採用されている。しかし、アームは今、この分野でより大きなシェアの獲得を望んでいる。それは、今週サンフランシスコで開かれた注目度の高いイベントで、自社開発チップを初めて発表したことからも明らかだ。