S&P500とオルカン
結局どっちがいいの?

 これは投資家によって意見が分かれるところです。

 上記は中長期のリターンとリスク(標準偏差)、シャープレシオの比較です。

 数字で見れば、リターン(儲かりやすさ)ではS&P500の勝ちですが、リスク(振れ幅の小ささ)ではオルカンに軍配が上がります。

 S&P500は「米国1カ国・500銘柄」への集中投資、一方のオルカンは「世界各国・3000銘柄」への分散投資だからです。

 ただし、「リスク1単位あたりにどれだけのリターンが得られたか」を表すシャープレシオを見ると、中長期でほとんど優劣はありません。

 ですから、最終的な結論は「自分がいいと思ったほうを選べばいい」というのが正直なところです。

 数字上、ほんの少しでも高いリターンを狙うなら、S&P500が有利といえます。米国株は世界全体の時価総額の半分以上を占めていますし、過去30年で最も高い成長を遂げてきた国だからです。

 人口増加も2080年がピークと予測されていますし、今後もイノベーションの中心地として世界をリードしていくことが期待されます。

 しかし、それでもわたしはオルカンを選びます。