「S&P500とオルカン、結局どっちがいいの?」→両方積み立てた資産6000万円・30代女子の結論は…写真はイメージです Photo:Cheng Xin/Gettyimages

チャンネル登録者数65万人、金融資産6000万円突破!人気急上昇中のマネー系YouTuber・節約オタクふゆこさんの著書『お金はこれで増やせます 失敗したくない人のための投資の教科書』(アスコム)から、重要なポイントを抜粋・再編集して特別公開します。今回は、投資信託の王道とされる「S&P500」と「オルカン」のうち、どちらを選ぶべきかについて徹底解説します。

「S&P500かオルカンか」
論争に答えを出そう

 インデックス投資は「資産形成の王道」と言われています。その理由は、主に次の5点に集約されます。

(1)インデックスファンドの長期積み立てが最も合理的
時間こそ最大の味方。複利の力が雪だるま式に効いて、長期になればなるほどお金が増える。

(2)ドル・コスト平均法で「放置プレイ」OK
定額で毎月コツコツ積み立てておけば、あとは放っておいていい。積極的に投資がしたいわけでないなら、インデックスだけで十分。

(3)S&P500かオルカンならどちらも優秀
長期的な成長実績があり分散効果も高く、適切なリスクで資産を増やせる。

(4)どうしても個別株もやりたいなら「遊びの範囲」で
インデックス投資をコア投資に据えて、全体の1割程度をサテライト投資に回すのが安全。

(5)コストが低い

 最後の5つ目はコストですが、これは少し掘り下げて説明します。

 投資信託で得た利益には、信託報酬など運用のための手数料がかかります。一般に、純資産総額に対して年率0.1%から2.5%といわれ、そのコストには幅があります。

 例えば、信託報酬率1%のファンドに100万円を投資すれば、年に1万円の手数料がかかりますが、信託報酬率0.5%なら5000円で済みます。その違いが、20年、30年という長期間の資産形成では大きなコストの差となります。

 もっと単純にいえば、期待リターンが5%あっても、信託報酬率が1%だと、実質的なリターンは4%になってしまうのです。それなら、信託報酬率は低いほうがいいでしょう。

 以前の記事で解説したアクティブファンドは、ファンドマネージャーが手間をかけてリサーチや銘柄の組み換えを行っているので、信託報酬率は高く、平均で1.52%とされています。

 一方、インデックスファンドは、ベンチマークする株価指数に合わせた運用を行うだけなので、信託報酬率は相対的に低く、平均で0.51%とされています。手数料コストの面から見ても、インデックスファンドは合理的な選択なのです。

 さて、ここで残る最大の疑問があります。

「結局、S&P500とオルカン、どっちがいいの?」