田原総一朗さんは
鳥越俊太郎さんに勧められた
最近は補聴器も著しく進化しました。先日、韓国のメーカーの人に見せてもらった製品は、AIの働きで人の声や音楽など、意味がある音は大きくしてくれ、意味がないとAIが判断した音や雑音は、カットされるというものでした。人の話だけクリアに聞けたり、音楽だけちゃんと聞けたりするすぐれものだったのです。
補聴器が少しややこしいのは、医療器具としてあつかわれる製品と、そうではない製品に分かれていることです。
「補聴器」と呼ばれるものは、厚労省から管理医療機器として認められ、品質や安全性、有効性などについて一定の基準をクリアしています。購入に際して耳鼻科の受診が必要で、コンタクトレンズを買うのに眼科を受診するのに似ています。
『死ぬまで元気 88の読むサプリ』(新潮社、和田秀樹)
一方、「集音器」などと呼ばれている製品はオーディオ機器に分類され、家電量販店などで気軽に買えます。
補聴器は医薬品医療機器等法(薬機法)に準拠し、商品ごとに医療機器認証番号があたえられ、生産から販売まで管理されています。一方、集音器は家電製品と同じなので流通させやすく、一般に値段は補聴器よりも手ごろです。両者のあいだに性能上の大きな差はないので、使う本人がよく聞こえるなら、どちらでもいいと思います。
ジャーナリストの田原総一朗さんと対談したら、鳥越俊太郎さんに勧められて補聴器を使うようになったと話していました。
認知症へ一直線だったような人も、補聴器のおかげでまた人とコミュニケーションをとれるようになれば、認知症のリスクも軽減するのです。







