今週は、中東紛争の動向が引き続き投資家の関心の中心となる。戦争がいつ終結するかを巡り不透明感が依然として高まっている。3月の米インフレ指標が注目される。エネルギーコストの高騰が物価全般を押し上げる可能性や、これが利上げにつながる可能性への懸念が背景にある。また、直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も注視される。インベステックのエコノミスト、フィリップ・ショー氏はメモで、「イラン情勢は引き続き世界の金融市場の主な推進力となっており、市場心理は揺れ動いている。戦争が比較的短期間で終結するとの見方と、より激しく長期化するとの見方の間で揺れている」と指摘した。投資家は、10日に発表される3月の米消費者物価指数(CPI)を注視するだろう。中東戦争によるエネルギー価格の急騰が、より広範なインフレにどの程度波及したかを見極めようとしている。