ドナルド・トランプ米大統領は、イランに対して「完全なる勝利」を収めたと宣言した。だが一部側近や複数の政府高官は8日、懸念を示した。イランがホルムズ海峡で船舶の通航を阻止し、中東地域の米軍を攻撃できる能力を依然として保持しているとし、脆弱(ぜいじゃく)な停戦合意が過大評価されているとみている。複数の当局者によれば、トランプ氏は停戦が崩壊する危険性について助言を受けており、イランが依然として危険な軍事力を保持しているとの警告も伝えられている。別の米当局者によると、イランでミサイル発射装置の半数以上が破壊されたが、かなりの数が地下深くに埋設されたまま残っている。また米軍の攻撃でイランの正規海軍の90%以上が撃沈されたものの、イラン革命防衛隊(IRGC)はホルムズ海峡で船舶を脅かすことのできる小型艇を数十隻保有しているという。