米国はイラン海軍の大半を破壊した。だが、イランがホルムズ海峡を支配するために使っているものを除いて、だ。イランの正規海軍は主に威信を示すため、また場合によっては長距離展開のため、大型艦を運用してきた。一方、準軍事組織とされる「イラン革命防衛隊(IRGC)」は、より機敏な小型船からなる独自の大規模な艦隊を有しており、その目的はミサイルや機雷、商船への妨害行為を通じて、この重要な水路を支配することにある。それらを攻撃するのははるかに難しい。米シンクタンク、ワシントン近東政策研究所のイラン問題に詳しいシニアフェロー、ファルジン・ナディミ氏によると、IRGCの高速攻撃艇やスピードボートからなる艦隊の60%以上が無傷で残っており、これらは引き続き脅威となっている。