「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』から、著者の田丸雅智氏にヒントをうかがった。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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Q.「仕事ができない人」には、どんな特徴がありますか?
――田丸さんは、小学校や企業研修などで書き方講座を行ったり、ショートショート作家として活動されていますよね。いろんな年代の方々と接していると思うのですが、「仕事ができない人」の特徴があれば、お聞きしたいです。
「仕事ができない人」の特徴・ワースト1
田丸雅智氏(以下、田丸):仕事ができないという言い方はあまりしたくないのですが、一言で言えば、相手の時間を奪ってしまう人です。
身近な例でいいますと、たとえば飲み会の案内が届いたとして、「この店で集合」と店名が書かれているだけで、地図やURLがない。
ミスということではなく、それでOKだと思ってしまっている感じです。
そうすると、受け取った側は検索して、本当にここで合っているのか相手に確認する時間が発生しますよね。
こうした小さな積み重ねは、相手の時間を不必要に奪ってしまいます。
ほかにも、言葉があまりに足りなくて、確認が何度も必要になるような場合も同じです。
ホスピタリティ、つまり相手を思いやる視点が弱いと、結果的に仕事が進みにくくなります。
「自分で考えて立ち止まる」だけでいい
――耳が痛いですね(笑)。私も社会人になりたての頃、先輩に「場所の連絡をするときは、最寄駅とか、アクセスを書くんだよ」と教えてもらったことがあります…! では、自分の時間を奪われてしまわないように、どう対処していますか?
田丸:ミスの場合は誰にでもあることですのでスルーしますが、そうでないようなときは、まずは伝えます。
ただ、最初から強くは言いません。同じことが何度も続くなら、さすがに「何度もお伝えしていますが」と伝えますね……。
要は、人に聞く前に、自分で一度考えるターンを持っているかどうかは大切なのかなぁと思います。
考えたうえで相談してくれるなら、いくらでもいいんです。
ぜひ頼ってほしい。
でも、自分では何も考えず、雑なまま相手に投げてしまう。
それはやはり、相手への思いやりが足りていないんじゃないかなとは思います。
――相手の立場に立って一度考えるというのは、言語化にも通ずるプロセスですよね。『小学生でもできる言語化』では、コミュニケーションがスムーズになるという、言語化のメリットについて書かれたページがあります。「仕事ができない人」というレッテルを貼られないためにも、思考のための最初の一歩として言語化は必要なんだなと感じました!
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』の著者インタビューです。)









