『職場で出世する人と出世できない人、「休み明けの行動」の決定的な違い』
それを教えてくれるのは、これまで800社以上を支援してきた「働き方」の専門家である越川慎司氏だ。815社の17万3,000人を対象に、カメラ、ICレコーダーによる記録、会議データ、メールやチャットの履歴などのデータを分析したところ、「出世が早い人」と「出世できない人」の意外な違いが見えてきたと言う。
その特徴をまとめたのが、書籍『会社から期待されている人の習慣115』だ。ベストセラー『世界の一流は「休日」に何をしているのか』の著者が、今度は「評価と行動の関係性」を解き明かしたと話題に。「こんなことが重要だったのか!」といった驚きが溢れる同書から、内容の一部を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
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45%の人は、職場で「休日の話」をすることに抵抗がある
休み明けの月曜日。
すぐに仕事モードに切り替えようとし、雑談や私的な会話を避けていないだろうか。
「忙しくて休日の話なんてしている暇はない」
「プライベートの話題を職場に持ち込みたくない」
そう考えている人も多いはずである。
実際、その傾向はデータにも表れている。
800社以上を支援してきた「働き方」の専門家である越川慎司氏は、著書『会社から期待されている人の習慣115』の中で、下記のように書いている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
多くの人が「休み明けは仕事に集中すべき」と考え、コミュニケーションの機会を自ら減らしているのである。
期待されている人は、「休日の話」を共有している
一方で、周囲より出世が早い人たちは、まったく逆の行動を取っている。
同書では、彼らの習慣について次のように示されている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
彼らは、単に情報共有を目的としているわけではない。
同書には、さらにこう書かれている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
つまり期待されている人たちは、意図的に「コミュニケーション」を増やしているのである。
休日の話を、その良いきっかけとして活用しているのだ。
何も、特別な体験をしていなくてもかまわない。
「彼らが共有している休日の話で最も多かったのは、意外にも飲食ネタでした」とも、同書には書いてある。
むしろ、誰でも参加しやすく、会話が広がりやすい話題で雑談することが、「話しかけやすい人」「一緒に働きやすい人」という評価につながっていく。
「適度な自己開示」が信頼関係につながる
じつは、こうした行動が仕事の成果や社内評価にもつながっているそうだ。
同書では、次のように指摘されている。
――『会社から期待されている人の習慣115』より引用
仕事の成果は、個人の能力だけで決まるものではない。
信頼関係の上に成り立つものである。
「週末、何していたのか」
「どんなことを感じたのか」
こうした小さな自己開示が、相手との距離を縮め、情報共有や協力関係をスムーズにする。それが仕事の成果につながり、評価にも影響する。
そのために相手の懐に入りたければ、まずは自分から話す、開示する。
期待されている人たちは、この姿勢を大事にすることで職場の人間関係を深め、信頼を得ていたのだ。
(本稿は、『会社から期待されている人の習慣115』の内容を一部引用して作成した記事です。書籍では、こういった「会社から評価されている人たちの共通点」を115個紹介しています)










