「勉強しているのに結果が出ない」「なかなか英単語を暗記できない」「長文が読めない」――英語学習において、こうした悩みを抱える人は少なくありません。しかし、それは特別な才能がないからではなく、正しい順番とやり方を知らないだけです。“受かるための戦略”を正しく理解すれば、どんな逆境からでも英語力は飛躍的に伸びていきます。
話題の書『9割受かる英語勉強法』の著者、松原一樹さんに今回は、「覚えにくい単語を攻略する」2つの方法について教えてもらいました。

【受験のプロ解説】覚えにくい単語を攻略する2つの方法Photo: Adobe Stock

覚えにくい単語を攻略する2つの方法

「英文の中に、単語帳に載っていなかった英単語があった」
「単語帳で覚えた意味では読解できなかった」
ときは、次の2つの方法で単語を覚えていきます。

(1)接頭語、接尾語、語源から意味を理解する
 知らない単語でも、語源を知っていれば意味を推測できます。
また、「接頭語」「語根(語幹)」「接尾語」の3つのパーツのそれぞれの意味を知っていれば、それを組み合わせたときの単語のニュアンスが、ある程度、理解できます。

・接頭語……他の語の前について、意味を加える
・接尾語……他の語の後ろについて、意味を加える

 たとえば、「uncomfortable」という単語は、「不快な」を意味する形容詞です。この単語は「3つのパーツ」に分解できます。
・un(接頭語)……反対
・comfort(語根)……快適さ
・able(接尾語)……できる

 接頭語・接尾語がわかっていれば、単語を暗記する負担が軽減されます。
接頭語と接尾語をもとに知らない単語の意味を推測することができます。どれだけ単語帳を勉強しても、試験では知らない単語が出るので、そのときにどれだけ応用を利かせられるかが大事です。

(2)覚えにくい単語は、文脈で覚える
 覚えにくい単語は、「文脈の中」で覚えると、記憶に残りやすくなります
一文をそのまま暗記したり、「たしか、地球温暖化について書かれた長文の真ん中あたりにあった」といったエピソードとセットにして覚えると、記憶に定着します。