米連邦当局は23日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ前大統領を拘束する作戦に参加した米陸軍兵士を訴追した。作戦に関する機密情報を利用し、同氏の失脚を予想する賭けで40万ドル(約6200万円)以上の利益を得た疑いがある。ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁に商品詐欺および電信詐欺の罪で訴追されたのは、ギャノン・ケン・ヴァンダイク被告(38)。司法省によると、同被告は作戦に関する情報を悪用し、予測市場「ポリマーケット」において、マドゥロ氏が1月末までに失脚するという賭けに、絶妙なタイミングで資金を投じたとされる。同氏は1月初旬、米軍に拘束された。マンハッタン連邦地検のジェイ・クレイトン検事は、被告が取引後、利益の大部分を国外の暗号資産(仮想通貨)口座に送金し、ポリマーケットにアカウントの削除を依頼するなど、証拠隠滅を図ったと指摘した。