米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、カナダ西部タンブラーリッジで2月に起きた銃乱射事件を巡り、ジェシー・ヴァン・ルーツラー容疑者の動きについて事前に警察に通報しなかったことを同市に謝罪した。この事件で8人が死亡した。アルトマン氏は23日付の書簡で、オープンAIがヴァン・ルーツラー容疑者について法執行機関に通報しなかったことを遺憾に思うと述べた。同社は昨年6月、対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」の容疑者のアカウントを停止していた。オープンAIの自動レビューシステムが、暴力的なシナリオを描写した容疑者の書き込みにフラグを立てたことで、容疑者のアカウントは停止されていた。一部の従業員はこの書き込みを現実世界での暴力の予兆と考え、カナダの法執行機関に通報するよう幹部に促したという。だがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたところによると、同社幹部は当局への連絡を見送る決定を下した。