◆なぜ「しょうもない嘘」を見逃すと危険なのか?
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)

【精神科医が教える】いますぐ縁を切ったほうがいい人・ワースト3Photo: Adobe Stock

寿命が縮まる3つの人間関係

本日のテーマは、寿命が縮まる3つの人間関係についてお届けします。「寿命が縮まる」というのは少し大げさな煽り表現だと自分でも気づいています。本当に物理的な寿命が縮まるわけではなく、「寿命が縮まるような思いをする(それほど疲弊する、時間を無駄にする)」人間関係、というふうに解釈していただければと思います。

それでは、このテーマに沿ってピックアップした3つの人間関係を、第3位から順に発表していきます。

第3位:自分の価値観と相いれない行動をしている人

第3位は、「なんでこの人、こんなことやってるの?」と、自分の価値観では受け入れがたい行動をしている人です。

意外とこういう人は付き合いが良かったりして、一緒にお茶をしたりする時間はそれなりに楽しく過ごせたりします。しかし例えば、自己顕示欲が強すぎる行動をとっていたり、あるいは人の悪口を言っていたりするのを見ると、「もしかして、この人自身に問題があるのでは?」と、少しモヤモヤしてしまいますよね。

一緒にいる時は楽しくても、冷静になると「この人のやっていることは、私の価値観とは合わないな」と感じる人とは、あまり一緒にいても良いことはありません。コミュニケーション能力が高い相手だと、なかなか関係を切りにくいものですが、長い目で見ると、どこかに尊敬できる部分がないと友人関係は続きません。

「友達だから」と純粋に受け入れているつもりでも、モヤモヤしている時間はもったいないですし、何より「朱に交われば赤くなる」という言葉の通り、相手の行動に慣れてしまい、自分の信念や価値観が緩んでしまうのは良くありません。そのため、少しでもモヤモヤする相手とは、あまり深く関わらないほうが良いでしょう。

第2位:ドタキャンや遅刻が多い人

第2位は、ドタキャンや遅刻を繰り返す人です。これは先ほどの第3位よりも、直接的に自分の時間が無駄にされるため、「社会的な寿命が縮まっている」とも言えるほど、実際に被害が大きいです。縁を切る緊急性が高いタイプですね。

例えば、なかなか予約が取れない人気店での食事会などは、キャンセル料が発生したり、人数が減った分だけ誰かを補充しなければならなかったりと、幹事に強いプレッシャーがかかります。それなのに、「ただの食事の集まりだから」と気軽にドタキャンする人がいると、本当に大変な思いをしますし、好意で幹事を引き受けてくれた人が一番迷惑を被るなんておかしいですよね。

特別な予定でなくても、相手と会う約束をしているということは、「その時間は他の予定を入れずに空けている」という前提があります。その認識が欠如している人は、やはりよろしくありません。

また、「遅刻が当たり前」になっている人も同様です。「つい遅刻しちゃうんです」という軽いノリで来られると困ります。10分、20分の時間があれば別のことができたはずですし、1本前の電車にだって乗れたはずです。もちろん、交通事情などでたまたま遅れてしまうことは誰にでもありますが、頻繁に起こるものではありません。

私自身も、時間を守って楽しく過ごせる人との予定を優先してしまうため、ドタキャンや遅刻が多い人とは自然と予定を立てなくなってしまいます。本人は「最近冷たくなった」と感じるかもしれませんが、冷たくなったのではなく、予定を入れられないだけなのです。過去には、5~6回連続で「仕事が忙しい」などのふわっとした理由でドタキャンされた友人がいましたが、さすがに会う予定を立てるのをやめました。