ベストセラー『「悩まない人」の考え方』著者の木下勝寿氏が「マーカー引きまくり! 絶対読むべき一冊」と絶賛する本がある。『スタートアップ芸人 ―― お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』だ。著者の森武司氏は、ゼロから仲間を集め事業を拡大してきた自身の経験をもとに、行動する人間と止まったままの人間の決定的な差を描き出している。
今回、本書に深く共鳴した株式会社SDCs代表取締役・岡藤道雄氏に話を聞いた。3年前、沖縄から単身東京へ。人脈ゼロ・業界未経験の状態から独立し、株式会社SDCsを立ち上げ。現在は採用&キャリア支援・交流会運営・子ども食堂運営を展開する。「死ぬこと以外かすり傷」を信条に掲げる岡藤氏が語る、動ける人間の思考回路とは。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
「大丈夫?」と言われながらも飛び込んだ理由
――キャリアに悩んでいる人の中には、「独立したいけど踏み出せない」「周りに心配されて自信をなくす」という人も多いと思います。岡藤さんが独立を決めたとき、周囲の反応はどうでしたか?
岡藤道雄(以下、岡藤):私は3年前、沖縄で通信業界の仕事をしていたときに独立を決めたんですが、周りからは「大丈夫?」とかなり言われました。
給料が高い状態で辞めて、しかも未経験の人材業界に飛び込んで、場所も東京に移すという選択でしたから。
――不安はありませんでしたか?
岡藤:不安は正直感じていませんでした。同じ業界に戻る選択肢も一切なかったです。
畑が違えば知識量もやり方も変わってくるし、人脈もすごく増える。最終目標に近づくためのステップアップという位置づけで捉えていたので、動くしかないという感覚でした。
「逆算思考」があれば迷わなくなる
――岡藤さんのように動ける人と、なかなか一歩を踏み出せない人の差はどこにあると思いますか?
岡藤:目標が明確かどうかだと思います。
私の場合、会社を立ち上げるときに5か年計画を最初につくりました。
目標を立てると、そこに対して逆算でどう動くかが決まってくる。
「だったら今ここでこれをやるしかない」という状態になれるんです。
目標がない人は、何をすればいいかわからないから踏み出せない。
でも目標さえ決まれば、奮い立たせる必要がそもそもなくなる。
自分で決めたことなので、あとはやるだけですから。
結局、動ける人がやっていることはシンプルで、「ゴールから逆算して今やるべきことをやる」。これに尽きると思っています。
――逆算して計画を立てても、途中で想定外のことが起きることもありますよね。そういうときはどうするんですか?
岡藤:実際、私の5か年計画も途中でどんどん変わっていっています。
でも折れなければどうとでもなると思っていますし、そもそも失敗するものだと思っていますので。
成功している人でも失敗しない人はいない。
むしろこれから後悔するほど失敗するんだろうなと思っています。
「死ぬこと以外かすり傷」という言葉が好きなんですが、結論として「人は何度でもやり直せる」というのが私の信念なんです。
動いた人間にしか、ご縁は来ない
――一歩を踏み出せずにいるビジネスパーソンへ、メッセージをお願いします。
岡藤:まず動いたほうが絶対に早いです。
逆算で考えると「今やらないといけないこと」が自然と見えてくる。
それが見えてしまえば、動かない理由がなくなるんですよ。
失敗を恐れるより、動かないことのほうが怖い。
踏み出す勇気が欲しいという方には、『スタートアップ芸人』が参考になるかもしれません。著者の森武司さん自身、仲間と一緒に動き続けることでゼロから年商146億円の会社をつくり上げてきた人間です。貯金0円・高卒・4年間の引きこもりニートというどん底から動き出した人間の話として読むと、また違った刺さり方をする一冊だと思います。
(本書は『スタートアップ芸人 ―― お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』に関する書き下ろし特別投稿です。)










