ROEの8%達成が視野に!
使い勝手よい株主優待も新設
次の注目株は、日本カーバイド工業(東証プライム・4064)。化学メーカー。電子・機能製品や車両向けフィルム・シート製品など扱う。生成AIの普及で需要が拡大する半導体分野向けでは、ネガ型フォトレジスト添加剤、封止剤添加剤、金型クリーニング剤など世界トップシェアの製品を複数持つ。
自動車市況の回復や半導体市場の成長を背景に、2025年3月期の大幅増益に続き、2026年3月期も増益で着地している見込み(通期決算は5月13日に発表予定)。
一方、利益率の低さが影響し、株価が上昇してきているにもかかわらずPERは9倍台、PBRは0.6倍台にとどまる。ただ裏を返せば、利益率の改善余地は大きい。ROEは2026年3月期末時点で7%を超えたと思われ、2027年3月期には一般的な基準とされる8%達成が期待できる。成長性の高い半導体市場でシェアトップ製品を多く持つことなど踏まえれば、現状の株価は非常に割安だ。
3月に「配当性向30%以上」から「配当性向40%、またはDOE(自己資本配当率)3.0%のいずれか高い方」と配当方針を引き上げた。また100株保有で年2回、デジタルギフト500円という株主優待も新設し、株主還元を強化。
【投資スタンス】長期推奨! 最低でも1年
【買いの目安】すぐ買ってOK。200日移動平均線まで引き付けるのもあり
【売りの目安】52週移動平均線を割り込んだら一旦撤退

◎この株を選んだのは…仲村幸浩:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。立教大学経済学部卒業。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。証券会社や金融情報サービス会社を経て現職。マーケットアナリストとして各種メディアで活動中。高配当株、増配株など配当株の分析に定評。利回りの高さだけでなく、配当の永続性や累進性、さらに増配株のパターン分析など、独自の視点が個人投資家に人気を博す。
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