「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「語彙力がない人だけが恥ずかしがってやらない習慣」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
Photo: Adobe Stock
「自分の言葉」で感想を言えますか?
ドラマや映画を観たあと、あなたはどうしているだろうか?
考察をググったり、とりあえず勢いで感想をポストしたりする人もいるかもしれない。
しかし、「なんか面白かった」「ヤバかった」としか言えず、自分の言葉が出てこないことはないだろうか。
「人のまね」をするのが怖かった
中学生のときに、難しい漢字や言葉を異常に知っている友人がいた。
数年後、その友人は、ある文豪をモチーフにした漫画に強く影響を受け、そのキャラクターの話し方や言葉遣いをまねしていたことを知った。
当時の私は、その子に対して「なんだ、これは」と戸惑うことしかできなかった。
それ以来、いわゆる「推し」に影響されたり、誰かの表現を露骨にまねしたりすることに、強い抵抗感を持つようになった。
しかし、彼女が圧倒的に語彙力が長けていたのは事実だ。
「語彙力が伸びる人」と「伸びない人」の差は、一体どこにあるのだろうか。
恥ずかしくてもやるべき“たった1つの習慣”
『小学生でもできる言語化』の中には、語彙力を伸ばす方法について書かれたページがある。
たとえば、写真にうつった光景を言語化するようなときに、同じ写真を友達や家族に見せて、その人が考えたり感じたりしたことを教えてもらって書きとめるという具合です。
このときに重要なのが、ただ書きとめて終わりにするのではなく、「なるほど、こんなふうに考えたり感じたりするんだな」としっかり学んで自分のものにするということです。
そこまで含めれば、特に初めのうちはだれかのまねでもいいんです。
――『小学生でもできる言語化』より
語彙力がある人ほど、最初から「自分だけの言葉」で話しているわけではない。
恥ずかしくても、まずは誰かの言葉や表現をまねてみることこそが、語彙力を伸ばす最初の一歩なのだ。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)









