「自分の可能性」を信じられるかどうか、だと思います。この先のことが誰にもわからないからこそ、自分は自分の可能性を信じることもできるし、潰すこともできます。
「結果が出ないなら、ここまで時間をかけて無駄なことをしちゃったよ」と思うのではなくて、“この先”のためにこれまでの自分はやってきたんだなと、この先の可能性を信じられる人、むしろ未来を楽しみに思える人は、それが「咲くための土台作り」になるのではないでしょうか。
――自分の可能性を信じられないときは?
それは自分に自信がないからかなと思います。私もこれまで、自信を持てずに悩むことがありました。でも「自信」って、他人につけてもらうものではなく、自分から自然と湧き出てくるもの。自分を大事にし、自分が一番の自分の味方であると、自信が生まれ、未来への可能性を信じられるようになると思います。
「やればできる」は違う
でも、必ず「伸びる」「無駄なことはない」
――自分に対して、「できるよ!」と応援する感じでしょうか(笑)。
そういう感じですね。ただ、子どもへの声がけに「やればできる」という言葉がありますが、私はそれは違うと思うんです。どんなに頑張っても、できないことは世の中にあります。
でも、やれば必ず「伸びる」し、経験は必ず「財産」になる。やってきたことは人生で積み重なってきていて、もしかすると今の仕事で花が咲かなくても、別の場面で役に立つ、花開く瞬間が来るはず。だから無駄なことはないんですよね。
――なるほど。たとえば芸能人になりたいと思って、チャレンジすれば(やれば)、誰でもなれるわけではないけれど、やりたいと思ったことをやるのは大事。
大事です。だってやらないと、そこには何も積み重なっていきません。たとえうまくいかないことがあっても、また誰かに負けて悔しい、思うように結果が出なくてやるせない気持ちがあったとしても、それも含めて自分の経験値になると思います。
「もうこの年齢だから無理」
「私にはできない」と言わない
――とはいえ、選手時代の鈴木さんは「石橋を叩いて叩いて壊すタイプ」とコーチに言われたとか。
そうなんです。やる前から不安になって、果たして自分にできるのかなと思うことがありました。選手時代は私自身より、コーチなど周りの人の方が私の可能性を信じてくれたところがあるから腐らなかった面もあるかもしれません。







