数字を追うだけの投資で行き詰まっていませんか? プロ投資家と同じデータ分析の土俵から抜け出し、個人投資家が優位に立つための武器は、あなたの「五感」と「生活者視点」です。街の活気や日常のささやかな変化を肌で感じることで、機関投資家の網にも引っかからない「データに表れる前のトレンド」を先読みできます。宝探しのようにワクワクする、独自のテーマ投資術を解説!
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五感をフル活用!
「自分だけの投資テーマ」の見つけ方
株式投資で勝率を上げるには、財務情報や市場の統計データを分析する「ファクトベース(事実ベース)」の思考が欠かせません。しかし、数字を追いかけるだけではプロの投資家と同じ土俵になり、個人投資家が優位に立つのは難しくなります。
そこで強力な武器になるのが、あなた自身の「生活者視点」と「五感」です。これらを活用すれば、データに表れる前の次なる投資テーマをいち早く見つけることができます。
生活者視点がもたらす「新たなテーマ」と「現場の熱気」
普段の生活のなかで消費者としての視点を持っていると、思わぬところで新しい投資テーマを発見することがあります。身の回りのささやかな変化への気づきが、未来のスター銘柄を見つける第一歩になるのです。
また、すでに世間で注目されているテーマであっても、実際に自分で足を運び、その「現場の熱気」を肌で感じることは非常に重要です。リアルな活気に触れることで、「このトレンドは一過性のものではなく、まだまだいける」と確信を持つことができます。
機関投資家も完璧ではない!データを超える「自分の感覚」
最近では、機関投資家も専門業者から「オルタナティブデータ(クレジットカードの決済情報や人流データなど)」を購入し、投資判断に活かし始めています。しかし、どれほどプロが資金力を駆使しても、世の中のすべてのデータを定点観測できているわけではありません。
定点観測したデータからファクトベースでものを考えるのはもちろん大事ですが、それだけでは捉えきれない変化もあります。だからこそ、単純に「自分の感覚に頼る」ことも同じくらい大事なのです。
五感でトレンドを予測する、投資の本当の面白さ
私たちの五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)は、すべてが優秀な情報センサーです。これら五感を通じて得た実感をヒントに、世の中のトレンドを予想して「投資のテーマにならないか」と考えるのは、投資戦略としてとても有意義なことです。
さらに、自分の感性をフルに使って未来の成長株を探すプロセスは、宝探しのようなワクワク感があり、なかなか面白いことでもあります。
データ分析に行き詰まったときこそ街へ出て、あなたの五感を働かせてみてください。プロの網に引っかかっていない、あなただけの輝く投資テーマが見つかるはずです。
※本稿は『最後に勝つ投資術【実践バイブル】 ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーが明かす「株式投資のサバイバル戦略』(ダイヤモンド社)をベースに編集したものです。





