「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「呆れるほど仕事ができない人の話し方」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

呆れるほど「仕事ができない人」の話し方・ワースト1Photo: Adobe Stock

「自分の話し方」に、自信はありますか?

 あなたは、「話し方」に自信があるだろうか?

 例えば、「大人数だと話せなくなる」「自分からなかなか言い出せない」「考えが浅いと思われたくない」という人もいるかもしれない。

あるファミレスでの出来事

 ある時、ファミレスでフォークを落とした人がいた。

 店員さんに「何かお持ちしましょうか?」と聞かれたのだが、その人はなぜか、

「あ、さっきコーラ頼んだんですけど無糖じゃなくて……あと今日めちゃ暑くて、デザートにアイスとかありますかね……」

 と、フォークとは関係ない話まで始めてしまった。

 店員さんは少し困った顔をしながら、「コーラをお持ちしますね」と去っていった。

 そして肝心のフォークは、最後まで来なかった。

 では、「話がわかりにくい人」というのは、一体どんな特徴があるのだろうか?

仕事ができない人」がついやってしまう“話し方”

『小学生でもできる言語化』の中には、こんなページがある。

言語化したときに、つい説明不足になったり、逆に説明が多すぎたりするタイプです。(中略)

たとえば、だらだらとマンガの内容を説明しすぎたり、今はあまり必要ではない「このマンガと出合ったのは昔からよく行ってる本屋さんでさ」といったような情報を入れこみすぎたりして、「話が長い」「何が言いたいのか分からない」とよく言われたりするような人も、このタイプです。

――『小学生でもできる言語化』より

 つまり、必要ではない情報まで全て言ってしまう人のことを指すという。

 すべての情報を共有することは一見優しさにも見えるが、それは自己満足にすぎない。

 本当に仕事ができる人ほど、「何を話すか」よりも、「何を削るか」を意識している。

 相手に伝わる話し方とは、なにも情報を増やすことではないのだ。

(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)