「やらなきゃいけないのに動けない…」と自分を責めていませんか? 実は、やる気が出ないのは努力不足ではなく、良かれと思って続けている“ある習慣”が原因かもしれません。動けないときこそ今すぐ捨てるべき「5つのこと」をご紹介。特に最後の1つは、多くの人が陥りがちな最大の罠です。頑張るのをやめて、フッと心を軽くしながら自然と行動できるようになるヒントを掴んでみましょう。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
Photo: Adobe Stock
やる気が出ない人が今すぐやめるべき5つのこと
今日、なんだかやる気が出ない。やらなければいけないことがあるのに、どうしても動けない……。そんなふうに自分を責めてしまうことはありませんか?
「自分は努力不足なのではないか」「意志が弱いからダメなんだ」と落ち込んでいるなら、それは大きな間違いです。断言します。決してあなたの努力不足ではありません。そこで今回は、「やる気が出ない人が今すぐ捨てるべき5つのこと」についてお話しします。
特に最後にご紹介するものは、多くの人が「絶対にやらなければ」と思い込んでいる罠のようなものです。ぜひ最後までチェックして、気持ちを楽にして行動するヒントにしてくださいね。
1.「やる気を出そうとすること」をやめる
やる気が出ない人が最初にやめるべきなのは、「やる気を出そうとすること」です。「やる気を出すための話ではないの?」と思われるかもしれませんが、実は、やる気というものはずっと待っていても自然と湧いてくるものではありません。
「やる気が出てから動こう」と考えていると、いつまで経っても行動できず、「動けない自分はダメだ」と思い込んでさらに落ち込む……という悪循環に陥りがちです。大切なのは、まず「行動すること」です。
人間は、なんとなくでも動いているうちに、少しずつやる気が湧いてくる仕組みになっています。車に例えるなら、エンジンをかける前にアクセルを踏んでも進みませんよね。まずはエンジンをかけてアイドリング状態にすることが重要です。
「やる気が出たらやろう」ではなく、「やる気なんてなくて当たり前だから、まずは少しだけ動いてみよう」という意識を持つことが大切です。
2.「キリのいいところまで続けること」をやめる
何かを始める時、「ここまで終わらせよう」と目標を立てる人は多いでしょう。しかし、これをしてしまうと、「疲れたけれど、キリが悪いからやめられない」と無理をしてしまいがちです。その結果、次に始める時には「またあそこまで頑張らなければいけない」とプレッシャーになり、やる気がさらに落ちてしまいます。
実は、キリが悪いところで終わった方が、むしろ次へのモチベーションにつながります。人間には「中途半端なところで終わらせたものほど記憶に残り、気になってしまう」という性質があり、これは心理学で「ツァイガルニク効果」と呼ばれています。
例えば資料づくりなら途中で、勉強なら問題の途中で思い切ってやめてみてください。次に何をするべきかが明確な状態からスタートできるため、スムーズにエンジンがかかります。



