3.「最初から順番に始めること」をやめる
最初から順番にきっちり進めようとするのも、手放したほうがよい習慣です。例えば英語の勉強で、最初は退屈な文法から始めると、すぐにつまらなくなってしまいます。最初から順番にやろうとするとやる気が削がれてしまうので、「ここが気になる」「面白そう」と思えるところから始めてみましょう。
英会話なら面白そうな会話シーンから聞く、歴史なら自分の好きな時代から覚えるなど、自分が一番楽しいと思えるところ、楽なところから始めるのがコツです。勢いがついてきたら、面倒な部分にも自然と取り組めるようになりますし、どうしてもやりたくなければ飛ばしても構いません。
4.「完璧を追求すること」をやめる
やる気が出ない人の多くは、サボり癖があるわけでも、努力をしていないわけでもありません。むしろ、「最初から完璧にやらなければ」という不安や恐怖から動けなくなっている、真面目すぎる人たちです。
「やり方が間違っていて全部無駄になったらどうしよう」と考えすぎると、余計にわからなくなり、結局何も始められなくなってしまいます。まずは、「何でもいいから、とりあえずやってみる」という姿勢が大切です。
もしやり方を間違えたとしても、それは「間違えたということを学ぶ過程」であり、決して無駄にはなりません。後からいくらでも修正できるという気軽な気持ちで、完璧を目指さずにまずは一歩を踏み出してみましょう。動き出してから修正していくほうが、結果的に多くのことを学べます。
5.「毎回頑張ること」をやめる
最後は、最も陥りやすい罠です。それは、「毎回頑張らなければいけない」と思い込むことです。人間は、何かを始めると「元気な時に作ったルールを毎回踏襲しなければ」と考えてしまいがちです。ある日はたくさんできたのに、ある日は全くできなかった……となると、次第にやる気を失ってしまいます。
大切なのは、「最低限やる量」を低く設定することです。そして、「それができない日があってもいい」と自分を許してあげてください。例えば、YouTube動画を投稿する場合も、「やれる時は複数本撮るけれど、基本は無理をせず短い動画を1日1本」「疲れている時は2~3分の動画でもよしとする」というスタンスにすることで続けやすくなります。
「やる気を出さなきゃ」と悩む人は、「頑張らなきゃ」と思いすぎている証拠です。省エネモードでも構いませんので、少しでもできればOKという心の余裕を持ちましょう。
自分を追い込まず、楽しく続けて!
今日ご紹介した「やる気が出ない人がやめるべき5つのこと」をおさらいします。
➋キリのいいところまで続けること
➌最初から順番に始めること
➍完璧を追求すること
➎毎回頑張ること
これらを手放すことで、不思議と体は動き出すものです。せっかくやるからには、自分を追い込まず、楽しく続けていきましょう。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。




