石田純一さん Photo by Keiichi Sat
トレンディ俳優として一世風靡するも“不倫は文化”発言や、「沖縄ゴルフ&飲み歩きでコロナ感染」と報じられ大炎上するなど「天国と地獄」を味わってきた石田純一さん。自宅を売却しほぼ無収入状態で70代を迎えて以降、焼肉店を営みながら、現在は再びテレビ出演も増やしている。逆境からどのように立ち上がってきたのか。レギュラー番組で共演歴のある気象キャスターが、石田さんの仕事やお金、家族やゴルフについて話を聞いた。(聞き手/気象キャスター 佐藤圭一)
早大卒業時にオイルショック
親の期待を考えて就活に挑むも…
――今回は、ビジネスパーソンが抱えがちな悩みに、石田純一さんの視点で答えてもらえますか。ずばり「好きなことを仕事にするのは、社会人として甘いですか?」という質問です。
全然そんなことありません。むしろ大賛成です。
私は早稲田大学を出ていますが、当時はオイルショックで就職が非常に厳しい時代でした。自分のやりたいことや親(※父親はNHKアナウンサーの石田武さん)の期待を考えて、「テレビ局がいいかな」と思ったのですが、そもそもテレビ局の募集自体がなかった。
もちろん他に受けられる企業はありましたが、どうしても興味が持てなかったんです。「それならば、いっそ好きなことをやろう」と思い切って選んだのが、俳優の仕事でした。
――石田さんにはトレンディ俳優の華やかなイメージがありますが、下積み時代はあったのですか?
もちろん。最初の9年間はまったく売れていませんでした。当時、1カ月間みっちり舞台公演をやってもらえたお給料が、7000円でした。でも、自分の好きなことをやっていたので、お金がなくても全然つらくなかった。
――お金がなくても「好きなこと」が見つかれば、豊かな人生といえるでしょうか。
ええ。日々の生活の中で「幸せを多く感じるライフスタイル」を目指せばいいと思います。もちろん、「お金こそが幸せの最大の要素だ」という人は、それを目指せばいい。僕にとってはお金が最優先ではなかっただけのこと。
正直これまでの人生、お金にはあまり縁がありませんでした。手に入れたと思ったら、失うことの繰り返しで(笑)。







